感情は宝物
ゴーティマー・ギボンを観てて、ゴーティマーが生まれ育った町から引越しをすることになって
仲のいい友達とお別れの挨拶を交わすシーンで涙が止まらなくなった
元々感情移入しやすいタイプだけど、それだけじゃないことに気づいた
私は父の転勤で、何度も引越しをしてきた
幼稚園の時から始まり、小学生のとき2回転校した
小学校を卒業して中学に入る前にも引っ越した
私が中学生のとき父が脱サラしたので転校はそれで終わった。
何度も引っ越して、そのたびに友達と離れて、
でも寂しいと思ったことはなかった
今の今まで。
でも
本当はすごくさびしかったんだ
感じないようにしてただけだった
しょうがないと思っていた
しょうがないのはしょうがないけど、
でも
さびしいって感じていいんだよ
だってさびしいもの。友達と別れるのは。
だから、ゴーティマーと一緒に泣いた
数年前まで、自分が寂しがりやだということにさえ気づいてなかった
感情を感じない癖があった
それは親の刷り込みが大きかったからなんだろうけど、
もうそんなことどうだっていい
これからは、今の分も過去の分も、ひとつひとつ丁寧に感じていこうと思う。
自分の大切な大切な感情を。
感情は、わたしの大切な宝物のひとつだ